拝啓　晩秋の候皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。早いもので、真夏の衆議院選挙から二カ月余りが過ぎました。その節は大変温かいご支援を賜りながら、 私の努力不足のために、折角のご恩にお応えすることが出来ず、大変申し訳なく残念至極の思いです。心からお詫び申し上げます。

衆院選で惨敗した自民党ですが、しっかりこれを受け止め、改めるべきは改め、国民の信頼を回復できる自民党に生まれ変わる時だと感じています。混迷の度を深める世界情勢の中で、政治家には強いリーダーシップが求められています。民主党政権での野心的な改革の陰に忘れ去られようとしている保守本来の理念である、日本人の持つ「やさしさ」「絆」で結ばれた「ぬくもりの感じられる社会」つくりこそが、自民党が果たさなければならない役割だと考えています。

自民党の再生を望む声は、各種世論調査でも高いことを有り難く重く受け止め、自民党再建の一翼を担い、次回衆議院選挙に向け、新たな決意をもって進んでまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。尚、十月より、事務所を奈良県御所市に移し、事務所の体制を一新し、ここを拠点にして、「努力した人が報われる公正な社会」、「夢と希望のある日本」を目指して、 政治活動に邁進して参りますので、旧に倍してのご支援を切にお願い申し上げます。

当面の目標は、党の再生をかけて戦う来年の参議院選挙で議席を少しでも取り戻すことですが、私達は、一丸となって、我慢強く、政権復帰がかなう日まで精進を重ねてまいります。今後とも、自民党に対し率直なご意見等お聞かせくださいますようお願いいたします。

気候不順の折お体ご自愛のほど念じております。

　　平成二十一年十一月吉日